天下に名高き守山螢

みらいもりやま21

2010年04月27日 07:04

2010(第7回)守山ほたるパーク&ウォーク
「ほたる探検紀行(守山ほたるバル)」
について、アドバイスをいただくべく、尼崎市の「地域環境計画研究所」の若狭先生に守山にお越しいただきました。
(中小機構さんのアドバイザー派遣制度を利用させていただきました)

彼は、昨年9月に神戸市長田区で開催された「鉄板こなもん祭」で、一緒に大食い大会に出場して以来の付き合いで、是非じっくりアドバイスを聞きたいと密かに思っていた方です。

実績としては、尼崎にてメイドイン尼崎という事業を成功されていたり、
伊丹市において、伊丹まちなかバルにも関わっておられます。※「ほたる探検紀行(守山ほたるバル)」のお手本にさせていただきました。


朝10時から17時まで、一緒に守山のまちを歩き回りながら、たくさんアドバイスをいただきました。

まちづくり(商業活性化)のプロとして、彼が何度も強調されたのは

このまちで、やることは、はっきりしてて(明確で)いいですね。
 いかに、新住民を取り込むか?そこです。



あと、私自身、今まで気付かず、恥ずかしく申し訳ないのは・・・
彼が、ほたるP&Wのホームページを見て、
これいいなぁ!めっちゃおもろいやん。」と言ってくれたもの。

※以下すべてほたるP&Wホームページより



こんなマップをこの時代(戦前です!!)に配っていたんですね。
右に書いている
天下に名高き守山螢
最高のキャッチフレーズです。


戦前(1933年)の毎日新聞記事に

「初夏の夜の情緒 名物・守山の螢デー」

既にこのような記事が・・・・。
現在、ほたるでまちおこしをしているところは数あれど、

ご存知のとおり、源氏蛍が天然記念物に指定されたのは守山が全国で一番最初であるように
ほたるまつり(ほたるでまちおこし)も全国で守山が最初なのではないでしょうか!?


「第7回ほたるP&W」という名称よりは、
戦前から続く、ほたるまつり、螢デーを復活させるような名称のイベントにする方がよいのかもしれません・・・。






この大きなほたるカゴ、再現したら面白いだろうなぁ。








守山のホタル研究家「南喜市郎」氏
彼の子孫や、その他にも当時の様子を知る方にお話を伺ったり・・・







「1919年ごろ、献上のゲンジボタルを守山駅まで運んでいく行列」だそうで、

草津が大名行列なら、
守山はほたる行列を復活させるとか・・・・

アイデアは尽きません。





ほたるだけでなく、さまざまなことに対して
若狭先生に「めっちゃすごいやん」と何度も言われるうちに、
もっと上手にPRしなければならないなぁと、心底思いました。

地元の人が気付いていない(あまりに当たり前でスルーしがちな)ことに、
しっかり気付き、掘り起こしていくのもまちづくり屋にとっての大切な使命の一つです。

最近の私は、まだ1年しかいないのに、守山に馴染みすぎて、このあたりが抜けていた気がします。
新鮮な気持ち・・・よそものという意識をしっかり持ちつづけ、
もっともっと色々なことに気付かなければならないということを
再認識させられる一日でした。


若狭先生ありがとうございました!
ほたる探検紀行(守山ほたるバル)必ず成功させます!


関連記事