守山市　まちづくり会社　㈱みらいもりやま２１

こんにちは(^O^)

５月20日と21日１泊２日で岐阜県を訪問し、

岐阜市『みんなの森　ぎふメディアコスモス』にお邪魔しました。



こちらのおしゃれな建物…なんと図書館なのです！おしゃれ！

もちろんおしゃれなだけではありません。

館長の吉成信夫さんにお時間を頂き、お話を伺いました。

まず素晴らしいのは建物。

（写真が下手なので伝わらないかもしれませんが）







２階はワンフロア、天窓、テラス席…

解放感のある空間でゆったり読書や勉強に集中できそう。

施設のキャッチコピーは

ひとりでフムフム　あなたとドキドキ　みんなでワイワイ

だそうです。フムフム。

図書館でフムフム、活動交流センターや文化交流プラザでワイワイ、

ホールやギャラリー、テラスでドキドキ。

ずっとここにいたくなる空間づくりに力を入れておられます。

ただワンフロアは…子どもの声が響くのでは？

はい、響きます。響かせます。…とまでは仰っていませんが。

図書館は静かで子どもがぐずると即退場というイメージがあります。

岐阜市の図書館メディアコスモスが大切にされていること。

”子どもの声は未来の声”

就学前から高校に至るまで、子どもたちの育ちを末永く見守る場所。

こちらのメディアコスモスでは子どもが多少騒いでいても

お父さん、お母さんと一緒に見守る。

お父さんとお母さんは子どもたちに

図書館は遊び場や運動場ではなく公共の場所であることを教える。

図書館利用者の年代層が旧来に比べ若い世代に変化してきている現在

靴を脱いで親子でくつろげるスペースを作るなど

新しい使い方を展開し、図書館の敷居を下げ小さな子どもや

そのお父さん、お母さんに寄り添った運営をされていました。

静かな図書館に行きたいのであれば県立の図書館へ。

図書館同士のポジションの差別化を図られていて

お母さんになる（希望的観測）女性として

とても共感できましたし、近くにあれば確実に通います。

一言に「子ども」と言っても、小さな子だけでなく

中学生や高校生も、わたしより大人っぽい子が多いですが子どもです。

そんなYA（ヤングアダルト）世代の子どもたちに向けたコーナーが

大きく展開されていたのがとても印象的でした。



読書や勉強用に置かれた机もYA優先席が設けられていたり

司書さんに仮名で気軽に質問や相談ができる掲示板など

中高生という多感な時期の子どもたちに

孤立しない、みんなと混ざれる場所を用意してくれています。

お邪魔したこの日も、YA優先席には

戦略にまんまとはまったたくさんのYAたちがいて…

友達と集い机の上には参考書やノートが。

少しうらやましかったです。

わたしは大学に行かずに１人で図書館に行ったりしていました（笑）

ネットやスマホの発達で本や漫画を液晶画面で読むことができるようになり

これから新たに図書館に通い始める人は

今後どんどん減っていくんだろうなと個人的には思います。

そんな中で図書館の利用方法を「読書」に絞らず

今まで図書館を利用していなかった層をターゲットにして

親子、地域での「交流」や自分たちで考えたことの「発信」、

友達との「遊び」の場に発展させていくことで

メディアコスモスは子どもから高齢者まで

幅広く愛される施設になっていくことができるんだと思います。

メディアコスモス、また行きたい。まだまだ素晴らしいポイント

たくさんあるはずです。岐阜県民の友人にも勧めました。

そして今進化中の守山市立図書館、期待です。

ほぼ感想文になってしまいました。

館長のお話から学んだことや吉成信夫さんという人間の素晴らしさ、

まだ語りたいですが終わりそうにないので一旦この辺で…。

また機会があれば書きます。お楽しみに。

わたしのハートを射止めたにゃん吉先輩でさようなら。