グレート家康公「葵」武将隊出陣!!(4月30日)

みらいもりやま21

2011年05月03日 11:03

昨日に続いて、愛知県岡崎市の話題。

皆様は名古屋おもてなし武将隊をご存じでしょうか。

「武将都市ナゴヤ」をPRするために結成された名古屋の観光PR部隊。別名「イケメン武将隊」とも呼ばれる。wikiより)

このおもてなし武将隊が2009年に結成されたのを皮切りに、全国で武将隊ブームが巻き起こっています。
・伊達武将隊(宮城県)
・遠江守護・遠州鎧仁會(静岡県)
・岐阜・天下布武隊(岐阜県)
・白石戦国武将隊・奥州片倉組(宮城県)
・HIROZ(静岡県・すんぷ夢広場)
と次から次へと結成されています。
我が滋賀県でも、先ごろ、「長浜歴ドラ隊」が結成されたようで、注目です。


二番煎じどころか、十番煎じくらいまで広がっているのですが、「名古屋おもてなし武将隊」の大成功において注目すべきは2点。

1.昨今のゲーム等から火がついた歴史ブームと、戦隊ヒーローのような容姿のイケメンたちの人気の相乗効果で歴女(特に若い女性)が殺到しているということ。(観光客の増加など、目に見える経済効果を巻き起こしている)
2.武将隊には、20~30代の若者が、県の緊急雇用対策(ふるさと雇用)により期間限定で雇用されているということ。

来年3月には、その期限がきて、日本全国の多くのふるさと雇用職員が失職するわけですが、この武将隊に関してはおそらく違うカタチで継続されることでしょう。
制度設立の狙い通りである、新たなる雇用を生み出した、ふるさと雇用制度の大成功事例といえるのではないでしょうか。


この同じ愛知県内での大成功を見て、「ちょっとまった!」と声をあげたのが、家康公のまち岡崎
「打倒『名古屋おもてなし武将隊』!」と、新たに家康公にゆかりのある武将達で「グレート家康公『葵』武将隊」を結成。この日が初陣、お披露目の日だったのです。



出陣式1時間前には、まばらだったギャラリーも




直前には大変なことに・・・


テレビカメラも1、2、3、4・・・と数え切れないほど。




地元グループによる、前座の和太鼓があり



岡崎市長は、家康公が初陣時に着用したといわれる鎧を再現。



話題の大村愛知県知事も馳せ参じています。




来賓挨拶が終わり、武将姿による三味線演奏のあと、いよいよ武将隊の初登場。




キャ~!と黄色い声、そしてカメラのシャッター音が、あちこちであがります。




総勢9名の武将隊が一人ずつ、自己紹介の口上を。

これがめちゃくちゃかっこいい。
誰一人恥ずかしがることも、かむこともなく、振付けつきで華麗にこなしているんです。

百聞は一見にしかず・・・映像をご覧ください。


たった2週間でここまで仕上げたそうです。
う~ん、天晴れ!




ちなみにグレート家康公「葵」武将隊9名のメンバーとは・・・
徳川家康
井伊直政(徳川四天王)
榊原康政(徳川四天王)
本多忠勝(徳川四天王)
酒井忠次(徳川四天王)
平岩親吉(徳川十六神将)
渡辺守綱(槍半蔵)
稲姫  (小松姫)
服部正成(鬼半蔵)

特に、俳優の永井大さんそっくりの「榊原康政」をはじめとする、「四天王」のイケメンぶりがすごいです。
これから、すごい人気が出そうな予感。
下手なジャニーズ、アイドル顔負けです。


テーマソングもかっこいい。

他にも「堪忍をどり」というお客さん参加型の楽しいダンスがあります。
そのもととなったのは家康公の遺訓
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし、心に望み起こらば困窮したる時を思いだすべし。堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身に至る。おのれを責めて人を責めるな、及ばざるは過ぎたるより勝れり。」
さすがは、徳川265年の祖。今でも胸に響くお言葉。
私に最も足りないであろうもの「堪忍」・・・
とても勉強になりました。



マスコミも過熱気味に報道しています。
以下参照

讀賣オンライン
中日新聞
毎日JP
asahi.com

などなど。
これからの岡崎がアツい!


やっぱ時代はイケメンだ。
守山YEGの皆さん、うちもやりますか?
「邪馬台国卑弥呼親衛隊」
または
「古事記神々隊」

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