草ばっかり食べている、現代の男子に
「男なら肉を食らえ肉を!」
と喝を入れるため、全国各地の牛肉屋さんが立ち上がりました。
2日間に渡って大津で開催された
牛肉サミットを昨日訪れました。
会場に到着した私を待っていたのは、耳をつんざく大音響。
やっきにくぅ♪やっきにくぅ♪やきにくぅおぉじぃ~♪
前でなぜかノリノリの小さい女の子を見ると、この曲には、人を狂わせる魔力があるとしか思えません。
ちゃんとお肉を食べられるだろうかと、不安と恐怖に慄いていた私も、俄然勇気づけられました。
「よし、食べてみせる。僕ならきっとできる・・・。やるしかないんだ!」
と思ったものの
この人だかり、行列を見て、足がすくみました・・・。
やっぱり帰ろうか。
「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ!」
とチケットを買うために勇気を出して行列に並びました。
肉食系の方々に押しのけられ、割り込まれながらも、待つこと数分。
見事、チケットをゲット!!
1000円単位(チケット100円×10枚)で販売しています。
「あの~、そんなに食べれないので、500円分だけバラ売りしてもらえませんか?」
と一応聞いてみると、ジロッと睨まれました。
(この行列を突破して、お肉に無事辿りつけるのだろうか)
と、オロオロするばかりの私の前で奇跡が起こりました。
あの
モーゼの十戒のように道が開けているではないですか。
「近江牛ホルモンのイタリアンソーセージ」(400円)byサルティンボッカ
その後も、私の行く先行く先で、奇跡は起こり、立て続けに
「近江牛ナン巻き」(500円)by日本料理べんとっと
「赤ワインで煮込んだこだわり和牛ビーフカレー」(500円)by肉料理とワイン Yuzan
「土佐あかうしの牛串鉄板焼き」(500円)byココふうず
「近江牛ステーキ丼」(500円)by太陽 DE SUN
「国産牛ミックスホルモンの塩タレ鉄板焼き」(500円)byやまがた屋
と順調に入手、食した私は驚愕の事実に気付かされます。
「もう食べれないよ~」
今回の出店者は、北は山形県米沢市から南は高知県までの
20店舗。
なんと1店舗
10万円の出店料を支払い、交通費等の経費も全て自腹で、お越しになっているのです。
なのに、全店のものを食べ比べることをせずに投票するなんて、そんな畜生にも劣る行為、私にはできない・・・。
肉食系になろうなんて思い上がりだったと気付かされ、絶望感に打ちひしがれながら、文字通り、投票券を呑みこんで、帰路につきました。
米沢牛、日本一おめでとうございます!
アウェイでの快挙、本当に凄いです。
投票結果→
2011牛肉サミット公式ホームページ