守山市　まちづくり会社　㈱みらいもりやま２１

以前、ここでも取り上げたビールde電車に乗車してきました。

一人ぼっちは寂しいので、男女混合11名のグループで。
今回はそうではなかったですが、ここで合コンやると相当いいんじゃないでしょうか・・・。
ストックホルム症候群とまではいかないけど、変な連帯感が芽生えること保証しますｗｗ

1日限定1便ですので、事前に予約が必要です。



京阪浜大津駅改札前にて特設ブース（というほどのものでもないか・・・）が設置されています。
こちらで予約している旨、伝えると3,000円×人数を請求され、引き換えに




協賛のキ〇ンビールのうちわと、特別乗車券をもらえます。
この乗車券、普通の切符より厚みがあり、きちんと鋏も入れてあって昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。
こういう細かな配慮は嬉しいです。




いよいよ18時24分の発車時刻が迫り、改札からホームへと向かいます。
くれぐれもここで、自動改札機に厚手の切符を突っ込むような愚を犯さないようにしましょう。
詰まってしまい、係員を呼ぶ間に、電車に乗り遅れるという悲惨な事態を招いてしまいます。

通常のホームでいまかいまかと待ち構えていると・・・



ビールde電車がその全容を現してくれました。











待ち構えていた乗客が一斉に乗り込みます。











一つだけ残念なのは、あちこちに目立つこの「昭和レトロ」
なぜ、自分で書いてしまったのか・・・。






通路の幅いっぱいの机が設置されているので、ちょうどよい窮屈感です。
一番奥の人が席を立つには、全員がいったん外にでなければならないアレです。
袖摺りあうも他生の縁
飲みニケーションにあまりに相応しい場所です。





テーブルには最初から弁当とお菓子が用意されており、乗り込んでいる最中から中のスタッフさんがビールをついでくれどんどん渡してくれます。




車内の小物にも、細かな工夫があって








※使用不可








う～ん、ノスタルジック！




さて、気になるお弁当ですが・・・



思ったより豪華でした。
この後、配られたアンケートに味は「まぁまぁ」と答えておきました。




浜大津を出て、まずは坂本を目指すのですが、他の電車のダイヤを乱す訳にはいかないので、ゆっくり走るなんてことなく、結構なスピードで走ります。写真を撮るのもなかなか困難なくらいの揺れ具合です。そこでビールをガブガブ飲むのですから、乗り物酔いしやすい人は自重した方が身の為かもしれません。

そんなこんなで、あっという間に坂本駅に到着。
ここで、最初のトイレ休憩。




賢明なる読者はもうお気付きだと思いますが、このビールde電車、
車内にトイレはありません。
なので、頻尿の方はトライをあきらめた方が身の為です、あしからず・・・。







坂本駅を折り返し、次は石山駅を目指します。
このあたりから、外も少しずつ暗くなり、
中の空気も温まってきて雰囲気が良い感じに・・・。




ちなみにこの前掛けをしたスタッフさんは、
1車両に2名ずついらっしゃるんですが、どうやら全て京阪の社員さん。
この写真の方も20年以上運転しているという大ベテラン。

京阪電車あなどれません・・・。

こんなことを社員にさせてしまう会社も凄いし、
こんなことをノリノリでやってしまう社員はもっと凄い。




この方、本当によく気を配ってくださって、空いたジョッキを見つけると、こちらから声をかける前に
「おかわりどうされます？」ですよ。いやぁ、感動しました。素晴らしい！

どっかの全国チェーンの接客もまともにできない居酒屋のスタッフに爪の垢を煎じて飲ましてやりたいくらいですよ！
つい興奮してしまいました、申し訳ございません。





しかも嬉しいのはこれ。車内放送を使って、スタッフがマイクパフォーマンスで盛り上げてくれるんです。
特にこの方、ノリがいい人だったのかなぁ。めちゃくちゃ上手に盛り上げていましたよ。

途中、スクラッチカードが配られ、抽選会。

スタッフ「Ｂ賞当たった方～」






客「は～い！！」





Ｂ賞は4色ボールペン







Ｄ賞は京阪電車のペーパークラフト







最後は最高の場作りをしてくださった、スタッフさんと記念撮影。







ありがとうビールde電車、冬におでんでまた会おう！


私が思うに・・・

元々、この企画やったもん勝ちと思えるほどのうまい企画です。

特に秀逸なのが、その収益性。

参加費3,000円の内訳・・・

乗車賃＋弁当代＋飲み放題

この1日1便の特別車両の運行費なんていうのは、切符に記された1人あたり500円の運賃で十分に賄えるでしょうし、それだけあれば、この特別車両のラッピングも、すぐに元は取れるでしょう。

あと、弁当原価が500円程度として残り2,000円のうち、キ〇ンさんにいくらか払うのか・・・？

私の知る限り、こういう場合、協賛ということで、ビール等は無償提供されている可能性が高いんですよね。
メーカーにとってもいい宣伝になるわけですし・・・。

新長田でＡ氏が成功させた超一流メーカーとのタイアップもそうでした。

気になる人件費についても、わざわざこの企画の為のバイト等を雇用するのではなく、上のように元々いらっしゃる社員さんが担当されてるんです。

ということはですよ、1日あたり、1車両約40名×2車両×2,000円はまるまる儲かっているのでは・・・。

以上、私が思うだけなので、実際どうかはわかりません、あしからず・・・。



参加した感想は・・・

90分間が本当にあっという間で、少し物足りないくらい。また乗りたいなと思わせてくれます。
唯一、心配だった接客対応レベルがこれほど素晴らしい（他全ての方もそうかはわかりませんが）となれば、完璧です。

これだけ話題性があって、儲かるイベント。そして客も楽しめる。

GJ!京阪

I LOVE おけいはん