2010年09月24日
奈良!そこが知りたい
人力舎が2年続けて、よしもとの牙城を崩したことに感動した、石上です。
今日は、奈良県が制作している番組『奈良!そこが知りたい』のご紹介。
この番組で、9月18日放送分「商店街に にぎわいを!」という特集が組まれました。
このブログにもよく登場する、私がまちづくりの師と仰ぐアヅマ氏がゲストコメンテーターとして出演されたんです。
この内容が、なかなか秀逸で、是非皆様(特に商店街に関わる方)にもご覧いただきたいのです。
リンクはこちら⇒奈良!そこが知りたい(奈良県公式ホームページ)
インターネット上で、今でも見ることができます。
見るのが面倒だという方の為に、以下内容を要約・・・。
斜め45度の美貌、滝沢クリ〇テルさんに心なしか似ている気がする美人キャスターとの会話に、こちらは心なしか鼻の下が伸びている気がするアヅマ氏。
アヅマ氏が「ギロチン」と表現される、バックのモニュメントのイメージがあまりにも今回のテーマとあっていないのが、何ともいえません・・・。
奈良県の商店街について聞かれているのに、
アヅマ氏「奈良県だけに限ったことではないですけども・・・」
と、さりげなく全国の話題にすりかえ、
番組終盤では、ご自身のまちである「新長田」のPRをされているあたり、
天才的話術としかいいようがありません(笑)。
もちろん、最後の最後にきっちり、番組の地元である「奈良」を日本一の歴史資源のあるまちだと褒め称えています。
アヅマ氏が、奈良県に限らず、全国の商店街の課題と挙げたこと・・・
後継者不足(売上が上がらないから)
売上が上がらない要因として
・大型店の進出
・車社会への未対応
・ネットショッピングに代表される流通の変化
上記をふまえ、
・中心市街地の利便性に着目し、住もうという意識も高まってきている。このあたりに中心市街地商店街復活のチャンスがある。
・少子高齢化をチャンスと捉え、歴史などに興味がある高齢者をうまく取り込んでいこう!
とピンチをチャンスに変えていこうと前向きな発言をされていました。
そして、商店街再生に向けた各地の事例が紹介されています。
中でも、最初の生駒市の事例では、守山でも是非開催したいと考えている
「100円商店街」
が取り上げられています。
その中で、一般人へのインタビューの中で・・・
商店街に行かない理由(比較的若い方が回答)
・車をとめる場所がない
・大型店なら一度で済むのに、多数の店舗をまわらなければならない
商店街に行く理由(お年寄りが回答)
・お店の人と対話できる
・昔からあるからよく来る(安心感)
そして、皆様に最もご覧いただきたい
100円商店街参加店(商店主)の生の声
「平日100本程度仕込む焼き鳥が、イベントでは1000本売れる。
1ヶ月の売上としてみると、2割3割伸びる訳ではないが、たとえ0.5~1割であっても伸びている。」
「(何を100円で売るか)よく考えなければならない。それがうまく噛み合えば、皆来てくれる。
試食会のようなものだ。損得考えるとダメ。美味しければ、また定価でも買ってくれる。長い目で見なければならない。」
生駒100円商店街の実績
・平均70店の参加
・期間中1万人の買い物客で賑わう
生駒駅前商店街連合会長 稲盛文吉さん曰く
「今までスタンプラリーなどのイベントは色々とやってきた。
お客さんにたくさん集まっていただいても、個店の売上に結びつかなかった。
100円商店街はそれぞれが、自慢の商品を出すので、全ての店で売上が見込める。」
最後にアヅマ氏が
「商店街において、お客様に対して一番大切なこと=良いものを安く売ること
100円以上の本当に価値のあるものを100円で提供することにより、新規顧客をつかむチャンスとなる。
また、100円が会話の切り口となり、お客様と店主のコミュニケーションが深まるようになる可能性を秘めている。
全国的にも広がりを見せている100円商店街、非常にいいイベントなので他の地域も真似てほしい。」
と締め括っています。
その他、奈良もちいどのセンター街の夢CUBEなど、様々な事例を取り上げておられて、非常に参考になります。結構長い番組ですが、是非一度、最後までご覧になってみられることをお勧めします。
今日は、奈良県が制作している番組『奈良!そこが知りたい』のご紹介。
この番組で、9月18日放送分「商店街に にぎわいを!」という特集が組まれました。
このブログにもよく登場する、私がまちづくりの師と仰ぐアヅマ氏がゲストコメンテーターとして出演されたんです。
この内容が、なかなか秀逸で、是非皆様(特に商店街に関わる方)にもご覧いただきたいのです。
リンクはこちら⇒奈良!そこが知りたい(奈良県公式ホームページ)
インターネット上で、今でも見ることができます。
見るのが面倒だという方の為に、以下内容を要約・・・。
斜め45度の美貌、滝沢クリ〇テルさんに心なしか似ている気がする美人キャスターとの会話に、こちらは心なしか鼻の下が伸びている気がするアヅマ氏。
アヅマ氏が「ギロチン」と表現される、バックのモニュメントのイメージがあまりにも今回のテーマとあっていないのが、何ともいえません・・・。
奈良県の商店街について聞かれているのに、
アヅマ氏「奈良県だけに限ったことではないですけども・・・」
と、さりげなく全国の話題にすりかえ、
番組終盤では、ご自身のまちである「新長田」のPRをされているあたり、
天才的話術としかいいようがありません(笑)。
もちろん、最後の最後にきっちり、番組の地元である「奈良」を日本一の歴史資源のあるまちだと褒め称えています。
アヅマ氏が、奈良県に限らず、全国の商店街の課題と挙げたこと・・・
後継者不足(売上が上がらないから)
売上が上がらない要因として
・大型店の進出
・車社会への未対応
・ネットショッピングに代表される流通の変化
上記をふまえ、
・中心市街地の利便性に着目し、住もうという意識も高まってきている。このあたりに中心市街地商店街復活のチャンスがある。
・少子高齢化をチャンスと捉え、歴史などに興味がある高齢者をうまく取り込んでいこう!
とピンチをチャンスに変えていこうと前向きな発言をされていました。
そして、商店街再生に向けた各地の事例が紹介されています。
中でも、最初の生駒市の事例では、守山でも是非開催したいと考えている
「100円商店街」
が取り上げられています。
その中で、一般人へのインタビューの中で・・・
商店街に行かない理由(比較的若い方が回答)
・車をとめる場所がない
・大型店なら一度で済むのに、多数の店舗をまわらなければならない
商店街に行く理由(お年寄りが回答)
・お店の人と対話できる
・昔からあるからよく来る(安心感)
そして、皆様に最もご覧いただきたい
100円商店街参加店(商店主)の生の声
「平日100本程度仕込む焼き鳥が、イベントでは1000本売れる。
1ヶ月の売上としてみると、2割3割伸びる訳ではないが、たとえ0.5~1割であっても伸びている。」
「(何を100円で売るか)よく考えなければならない。それがうまく噛み合えば、皆来てくれる。
試食会のようなものだ。損得考えるとダメ。美味しければ、また定価でも買ってくれる。長い目で見なければならない。」
生駒100円商店街の実績
・平均70店の参加
・期間中1万人の買い物客で賑わう
生駒駅前商店街連合会長 稲盛文吉さん曰く
「今までスタンプラリーなどのイベントは色々とやってきた。
お客さんにたくさん集まっていただいても、個店の売上に結びつかなかった。
100円商店街はそれぞれが、自慢の商品を出すので、全ての店で売上が見込める。」
最後にアヅマ氏が
「商店街において、お客様に対して一番大切なこと=良いものを安く売ること
100円以上の本当に価値のあるものを100円で提供することにより、新規顧客をつかむチャンスとなる。
また、100円が会話の切り口となり、お客様と店主のコミュニケーションが深まるようになる可能性を秘めている。
全国的にも広がりを見せている100円商店街、非常にいいイベントなので他の地域も真似てほしい。」
と締め括っています。
その他、奈良もちいどのセンター街の夢CUBEなど、様々な事例を取り上げておられて、非常に参考になります。結構長い番組ですが、是非一度、最後までご覧になってみられることをお勧めします。
Posted by みらいもりやま21 at 08:42│Comments(3)
│講演・研修レポート
この記事へのコメント
私ごときで貴重なスペースを使用させてしまい、申し訳ないです。映像をみたところ、鼻の下の伸びっぷりと、顔のアブラギッシュなテラテナ感が凄かったです。まるで深夜の釣り番組のような雰囲気でした。まあ、2度と御座敷にお呼びがかかることはもうないでしょう。ただ、ぜひ「びわケイTV」には出演したいものです。
Posted by アヅマ@あ~ほボイルド at 2010年09月24日 10:34
石上さま。
私も同感です!!
昨夜はキングオブコメディさんに感動しました!
私も同感です!!
昨夜はキングオブコメディさんに感動しました!
Posted by 守山市民♀ at 2010年09月24日 16:42
>アヅマさま
>ただ、ぜひ「びわケイTV」には出演したいものです。
やりましょう!守山の名店紹介のリポーターとして出演してもらいます。
「メロンだけじゃないぞ、守山!」
という、静野リポーターの名言以上のアドリブが求められますが・・・。
>守山市民♀さま
やたらイケメンの芸人が増えたなか、
漫才は顔だけじゃないということを証明してくれましたね~。
>ただ、ぜひ「びわケイTV」には出演したいものです。
やりましょう!守山の名店紹介のリポーターとして出演してもらいます。
「メロンだけじゃないぞ、守山!」
という、静野リポーターの名言以上のアドリブが求められますが・・・。
>守山市民♀さま
やたらイケメンの芸人が増えたなか、
漫才は顔だけじゃないということを証明してくれましたね~。
Posted by みらいもりやま21 at 2010年09月24日 18:24
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