守山市　まちづくり会社　㈱みらいもりやま２１

昨日も、とある店で、「私がこの店に初めて来たきっかけは、あなたのブログなんです。」と初対面の男性に声をかけていただいて、感動しました。
Kさん、今度会ったら、じっくり飲みましょう、石上です。



昨日、第一回となる「守山100円商店街実行委員会」を開催し、守山において、商業活性化イベント「守山100円商店街」を開催することを決定しました。

「100円商店街」とは・・・
当ブログ過去の記事をご参照下さい。
⇒（記事名をクリックすれば、各記事へ）
2010年5月15日「100円商店街の魔法」
2010年5月30日「100円商店街の魔法in野田新橋筋商店街」
2010年5月31日「みこし活祭100円商店街in大阪市生野区」
2010年7月30日「第8回生駒駅前100円商店街」（by新野取締役）



実行委員会設立までの経緯


１　JTBコミュニケーション長谷川氏のアドバイスもあり、「みらいもりやま２１が事務局を務め、100円商店街をやろうじゃないか！」という機運が新野取締役を中心に盛り上がる。

２　時期については、守山における年末恒例行事、中山道の「もりやまいち」にあわせようということで、12月23日を目標としようと決定。

３　できるだけ多くの方に関わっていただくべく、声かけをし、昨日（10月22日）に第1回実行委員会を開催。



昨日の会議内容

１．実行委員会の組織編成
２．「100円商店街とは・・・」説明
３．イベントタイトルの決定
４．今後のスケジュール

１．実行委員会の組織編成


昨日の実行委員会参加団体

中央商店街
銀座商店街
銀座商店街婦人部
ほたる通り商店街
セルバ店舗会
NPO滋賀ものづくりネット
NPOふれあいネット
NPOスペースウィン
消費生活研究会
守山市駅前総合案内所
㈱みらいもりやま２１

急な呼びかけだったため、会議には参加できなかったが、メンバー入りが確定しているのが・・・

銀座一番街
㈱平和堂
今宿商工会
守山商工会議所青年部

昨日の会議の中で、参加を呼びかけさせていただくことが決定したのが・・・

西友
吉身商店街
元町商店街
マル福カード会

そして、後援に
守山市
守山商工会議所
守山商店街連盟

という組織編成が決定しました。


実行委員長は、銀座商店街北田理事長
副実行委員長は、ほたる通り商店街新野理事長

100円商店街は、訪れるお客様の大半が、女性の方であるということで、できるかぎり女性の意見を取り入れられる、実行委員会メンバーにしたつもりですし、また実行委員長以下全メンバーもそこをよく理解してくださりました。

メンバーはまだまだ募集中です。
我こそは！という方、興味のある方、是非実行委員会に加わってください。




２．「100円商店街とは・・・」説明・・・・・省略


３．イベントタイトルの決定

まちによっては、「百縁笑店街」など、当て字を使ったタイトルがあったりするのですが、全員一致で「シンプルで分かりやすい方がよい」ということで、

「守山100円商店街」

とすることに決定しました。
デザイン的には、100円のところを100円玉のイメージにするということも決定しました。



４．今後のスケジュール


10月28日（木）19：30～21：00
セルバ3階コミュニティホールにて
100円商店街の魔法筆者
齋藤一成先生の講演会

どなたでもご自由に参加できます。
少しでも興味を持った方は、当日直接セルバ3階にお越し下さい。

申し込み制ではないので、席は早い者勝ちです。
講演会参加希望者が多数の場合は、立ち見となることもご容赦下さい。
（私はそのくらい、たくさんの方がお越しいただけることを期待しています）

21：00からは、場所を移動して先生を囲んでの懇親会も予定しています。

どちらかだけでも結構ですので、お気軽にご参加下さい。


11月5日（金）14：00～16：00
場所：未定
生駒駅前商店街連合会長　稲盛文吉様の講演会

生駒駅前は、関西で最も早く100円商店街を始められています。
その生駒駅前で商売をされている、稲盛様をお招きします。

面識のある、新野氏によれば、
「稲盛様は、かなりアツイ方。同じ立場である、守山の商店主の皆さんに是非話を聞いて欲しい。良い刺激を受けることは間違いない！」
とのこと。

また、大変嬉しいことに、稲盛様は、このブログをご覧になり、守山の取り組みを褒めて下さっているそうです。

今から、お会いできるのが楽しみです！
会場が決まり次第、お知らせします。


11月10日（水）19：30～
㈱みらいもりやま２１事務所にて（市役所西棟1階）

「守山100円商店街」実行委員会（第2回）開催

こちらにも、団体に所属していない方でも、オブザーバーとしてご参加いただけます。
興味のある方は、みらいもりやま２１石上までご連絡下さい。（連絡先はホームページ参照）



12月23日（木）
もりやまいち
守山100円商店街
同日開催！！

100円商店街、既に全国４０ヶ所以上で開催されていますが、今のところ、滋賀県初です。

100円商店街は、一度きりのイベントでは決してなく、定期開催（３～４ヶ月に一度）します。


追記・・・
2010年5月31日の記事を読み返していて、我ながらなかなかいいこと書いているなぁと思ったので、以下、再掲します。

来街者は女性（30～60代主婦）が圧倒的多数
これは、普段ターゲットとする層を呼び込めているという意味で、このイベントの優れている点だと思います。
（普段、商店街で買物をしない人たちを、お金をかけて集めても意味がないということに気付かされました）

店側の参加意識が極めて重要
基本的に全ての店が、店前にワゴンを出してモノを売るというのがルール。
声を一生懸命出して売る店や、その反対で店内から出てもこない店主の店。
また、「これ100円でいいの？」という素晴らしい商品や、「こんなのどこでだって100円で買えるよ。」という商品があったり。
このイベントを、今後の集客に繋げるか否かは店次第なんです。
そこに甘えは許されません。
「人が来ない」「大型店の品揃えに勝てない」「景気が悪い」
そんな言い訳、誰も求めていないのです。
ここに来てくれた普段の5倍のお客さまは、何かを期待してやってきてくれたのです。

「100円の商品の支払いは店内で」というのが原則ですから、普段入ることのない店内へ入るきっかけとなります。
そこで、店内の他の商品が売れる店とそうではない店に分かれます。
齋藤氏によれば、100円商店街を開催したときは、必ずアンケートをとるそうです。
「100円以外の商品を買いましたか？」と。
店側に聞くと、80%程度の店がNO
しかしお客さまアンケートの結果は、50%以上がYES
これはどういうことかといえば、「お客さんが100円以外の商品を購入するのは、工夫を凝らした店舗に集中してしまっている」ということ。
お客さんは買物を楽しみに来てくれているのです。
100円玉1枚だけ握り締めて来ているわけではありません。
魅力あるところ・楽しいところにお金は使う。そうでないところでは使わない。
強力なイベントだからこそ、両刃の剣となるのです
店主の工夫や努力が、そのまま結果に表れます。

はっきりいってお金はそれほどかかりませんし、この100円商店街を開催すること自体は簡単だと思います。
ただ、もしこれから守山で実施するのであれば、本当にその意味を各商店主が理解し、自らやる気になってくれなければなりません・。滋賀県初ということで、話題性もあり、新聞等で取り上げていただけるかもしれません。しかし、せっかくお客さんが来て、その対応を誤ったときは取り返しのつかないことになります。何のための、そして誰のためのイベントなのかよくよくご理解いただいて実施できることを願います。

行政やまちづくり会社が頭を下げてお願いしてまわって、実施すれば、このイベントは失敗に終わるでしょう。