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2016年10月31日

第五のマスメディア

昨日は天皇賞、モーリス圧勝でした。
ジャスタウェイ(2013年)しかり、ダイワメジャー(2006年)しかり、そしてアグネスデジタル(2001年)に、古くはヤマニンゼファー(1993年)しかり。歴史は繰り返されているのに、学習しない自分を猛省しています。


9月23日、休日を利用して長浜へ。

月刊ソトコトに表紙掲載され以前から気になっていた、まち会社運営の
湖北の暮らし案内所 どんどん」へ
仕掛け人の長浜まちづくり株式会社の竹村くんもその場におられて、ノンアポでしたがいろいろとお話しできました。
こういうオシャレな取り組みには、どんどん周辺の若いアーティストが集まってくるようで、まち会社として素晴らしい「場づくり」だと感じました。

名前の由来になった「どんどん橋」。長浜には少し路地を入ると、まだまだこのような原風景が残っています。


その後、菜でしこ長浜店にてオーナー夫妻と食事をしました。
何とこのお店、第11回居酒屋甲子園にて決勝進出されたということで、めちゃくちゃ凄いことなんです。
1679分の5ですから。高校野球の場合、4000分の49校ですから、確率的にはもはや本家以上に難しいこと。
そんな決勝大会は11月15日火曜日、神奈川県のパシフィコ横浜にて。
私も一昨年参加させていただいた(→2014年11月23日の記事)のですが、今年は前社長の後を継いで副会長を拝命している
「近畿中心市街地活性化協議会ネットワーク研究会」があるため、泣く泣く不参加。
細川くん、大阪から勝利を信じてます!滋賀県に全国一の栄光を。


さて10月はイベントづくし。
2日日曜日は消防団の皆さんと、日野町にある「滋賀県防災航空隊基地」へ。

阪神大震災を機に創設の検討がなされ、発足した歴史はもちろん、存在自体しらなかったので大変勉強になりました。

16日日曜日も消防団のイベント。
初めてとなる、湖南4市の消防団による大ボーリング大会。
各分団3名ずつ代表者が出て、全体で100名を超える参加者。
栗東ボウリングジムに入りきらず、2回転させるというとんでもない規模。
我々は今年入団の新人3名で挑みましたが、年代的にか、マイボウルマイシューズ持参のガチ勢の多さに驚きw

でも一番驚きだったのは、アベレージ180越えで優勝した草津分団の年配の団員さんが、我がみらいもりやま21のホープ高岡くんの実父だと後日、息子さんから聞いたことw
午後は勝部の車庫に戻って、隣のエルセンター周辺で開催されていた「守山学区民のつどい」にて、消防団として「ふかしいも」を提供。
伝統だそうです。

聞いていたより、消防団って出番が多いんですね~。




17日月曜20時から仕切り直しの「夏まつり」実行員会。
平日の遅い時刻にも関わらず、17名の参加。
商店街に拘らず、様々な団体の若い方にお声掛けしました。
今までになかった「連携」をテーマに来年は頑張ろうということで一致団結できました。
銀座商店街は夜市できないけど、通行止めは継続するということも意思統一しました。
次回12月2日チカ守山で19時より開催。来るもの拒まずなので、興味ある方はぜひ!


23日は10時から守山市民体育館にて、1年以上前から女性グループが準備してこられた
「ココ・カラフェス」でした。
帯津先生という超高名な方を女性たちの縁でお招きできることになってスタートした本企画。
守山商工会議所30周年事業というメイン冠もあり、守山市中活協議会としても初の大きな事業であり、どうなることやらビクビクしておりましたが、女性やその周辺のさまざまな方のお力で

講演スタート時には立ち見が出るほどの超満員。いろいろと感動しました。
パネリストとして登壇された尊敬するあるお方が
「石上くん、人生にはストイックさとトキメキが大切だよ」
と私に教え諭してくださっているようでしたw

表の飲食販売も完売続出。

最終週はハロウィン。いつのまにやら、日本でもすっかり定着した感がありますが、
守山では特にいままでまとまってのイベントがありませんでした。
勝部のBu-Bu-Buビル付近にて、全16店舗が参加するハロウィンイベントが初開催されました。



たくさんの親子連れさんが訪れたようです。

またあまが池プラザでも

近くのインターナショナルスクール(英会話教室)が、ハロウィンイベントを開催。
近隣の店舗にも協力してもらって、「トリックorトリート」でお菓子をもらったり。
これから年々増えていくんじゃないでしょうか。
とにかくかわいい我が子の写真を撮る場を求めている(そしてそれを自分のSNSで発信したい)親たちが増えている気がします。

つまり我々がすべきは、かつて堀先生がおっしゃった
「まちを魅力的にするには、景観が重要。
ニース市が素晴らしいのは、その港町自体の美しさはもちろんだが、何よりそれを一望できる場所があること。
どんな港町をつくるかでなく、立派でない自分たちのまちが立派に見える場所を選び、整備することが大切。
そのためには、お客様(来街者、観光客、利用客)の視点を考えねばならない。
設計を平面図で検討することは、必要ではあるが、これだけでは絶対に×。お客様は横から見るのである。
様々な視点から見ること、そして「どこから見られるのか」という場所を意識すること。」
2011年2月3日の記事より引用。
恥ずかしくなく、苦労なく、我が子が映える「撮影スポット」を作れば否応にでも、人が集まってくるということです。



さてようやく本日のタイトル「第五のマスメディア」
「新聞・雑誌・ラジオ・テレビ」を旧来より、主要四媒体だとか、四大メディアだとか呼びます。
しかしながら守山において急増している、20~40代については既にそうは思っていないでしょう。
新聞の購読率は1~せいぜい3割。ラジオを聞いているなんて人は私の周りにほぼいません。
雑誌もどんどん廃刊しているし、フジの例にみられるように昨今ではテレビの凋落もひどいもんです。

言うまでもなく、最近インターネットの普及がすごくて、特にスマホが普及してからは、ネットで情報収集をするという人が爆発的に増加してます。ネットといっても、当初はポータルサイトからネットサーフィン等しかなかったのが、ホームページ、ブログから、SNS(ツイッター、Facebook、最近はInstagram)に移行してきています。
私も仕事上、面倒だとは思いながら全て齧っているわけですが、それぞれ発信の主体者も目的もバラバラなので、キャッチする側は大変です。
とある会でとある方に
「石上くん、そういう情報をみらいもりやま21ブログにまとめてよ。」
と依頼(というより命令)されたので、今回いろいろ考えてみました。
結論から言うと無理ですwすいません 
ロジックは・・・
1.情報が溢れすぎている
2.受け取る人により興味は様々。男性か女性か年代、結婚しているかしていないか、子がいるかいないか
3.一部の人には興味深いことでも、一部の人には不快に感じることでしかない

3について解説すると、かつて私が取り上げまくっていた「合コンイベント」や「飲み歩きイベント」は、独身者にとっては非常にわくわくし有益な情報だったが、家庭を持ったものにとっては、どうでもよい(どころか不要な誘惑。トキメキが欲しくなってしまうw)危険な情報なわけです。
対して、子育てイベントなんてのは、独身や子がいない方にとってどうでもよい(どころか、焦りを誘発する。「親からほら早く」って言われ兼ねない)危険な情報なのです。

もちろん、まちづくり会社として、全ての方が大切です。
全ての方に発信や訴求をしていけるのが理想なのですが、私(会社)には時間にもお金にも限界がありますし、あれもこれも載せていると、一番届けたい層がブログを読んでくれなくなると思います。なので取捨選択して、必要な情報をまとめる必要があるんです。
じゃあその一番届けたい層とは。。
それはやはり、うの家のコンセプトである「郷土愛を醸成する場」
これは守山のまちづくり全体のテーマでもあります。
他の地域にはない新規住民の急増。20~40代の子育て世代。
人口においても消費においても圧倒的なボリュームゾーンをまずはまちに取り込み、ゆくゆくは守山への愛着をしっかりもってもらうことこそがまちづくり会社としての使命です。

では、この世代にどう発信・訴求していくのか。上述したように、新聞やテレビでは難しい。
私はこの仕事をはじめたときから、インターネットフリーペーパーを重視しています。
※いずれも第五のメディアと評されることがあります。
特にフリーペーパーにおいては、滋賀県では他地域よりかなり発展していることに着目してきました。

かつて私が高校生だったころ、「関西ウォーカー」(今もありますが)というタウン情報誌を購入し、大阪や京都の情報を入手していました。
しかし、あまりに広域に及ぶため、そこに滋賀県のましてや超ローカルな守山の情報が載せられることはまずありませんでした。※ほたるP&Wはたまに載せてもらっています
そこで隙間産業というかニッチな部分を狙って、パリッシュやチェキポン、ゴーガイ(現おでかけmore)、パド(現Rusk)等々の媒体が誕生しました。すべてほぼ地元の代理店が、地元の個人商店や企業を広告主に、雑誌自体が無料という画期的なモデル(今では当たり前ですが)を作ったのです。※うちの若手職員に聞けば、関西ウォーカーを購入したことなんてなく、情報誌は無料が当たり前。それを証拠に神戸ウォーカーなどほとんどの有料地方タウン情報誌は廃刊に追いやられています。

なぜ成り立つか。
例えば商店が地域に宣伝するとき、先ほどの四大マスメディアを例に挙げれば、テレビやラジオ、雑誌(有料)への掲載はかなり大きな負担を伴います。少なくとも数十万クラス。
では新聞掲載は?というともちろん、これも大変な負担。
広告を新聞に折込むとどうでしょう?例えば守山市内全世帯折込で約2万6千世帯。
A4の折込料金が3円/枚なので、折込で7.8万円。これにチラシのデザイン印刷費を加えると、安く見積もっても、15万円くらいはかかってきます。
これを3~5万円で可能にしたのが、フリーペーパーという隙間産業だったのです。

しかしそんな平和な滋賀県に黒船がやってきます。
そう中広(ちゅうこう)の登場です。2012年3月創刊の「モリス」
創刊直後にあまが池プラザがオープンしたこともあり、私から中広さんの事務所に電話をかけて、設置してもらうようになったのをはっきり記憶しています。当初は毎月、すぐなくなってしまい、「モリスはないんですか?」とお客様からよく尋ねられました。
守山と野洲に特化した情報誌ということで「モリス」という名前からも内容からも、超地元の業者が運営していると誤解されている方は多いようですが、この企業、2015年に東証一部鞍替えを果たした超優良成長企業ですからね
岐阜県が本社ですが、北は東北から、南は九州まで、なんと総発行部数700万部を数える、業界最大手の大フリーペーパー企業なんです。
※これとんでもない数字ですよ。比較にならないかもしれませんが、あの週刊少年ジャンプの全盛期(ドラゴンボール、スラムダンク、ろくでなしBLUES)で約650万部ですから。数は力なりです。
そもそも広告代理店系で上場しているのは、最近話題の「電通」「博報堂」とあと一社だけで全国四社目なんです。

ニッチな世界でコツコツ地元企業が育ててきたマーケットを横から一気に掻っ攫っていく大手企業。
当初4,400部発行だった「モリス」を、今では各戸配布45,260部、無料設置1,234部と守山野洲全世帯を(47,620世帯)カバーするまでに育てあげてしまわれました。
・・・どころか、県内で「コンキ」(彦根~米原)約65,000部、「botejako(ボテジャコ)」(長浜)約44,000部「オウティ」(近江八幡~東近江)約67,000部、「ロトス」(草津~栗東)約55,000部、「オージス」(大津)約67,000部
と合計約345,000部となり、滋賀県トップを突っ走ってきた、「チェキポン」(12万部)を大きく上回る数値となっているのです。

フリーペーパー作成には、営業マン、記事を書く人、デザイナー、印刷部門などさまざまな部署が必要になるわけですが、これだけのスケールメリットを誇る会社に地元零細中小企業が立ち向かうのは、とてもとても困難なわけで、特にこの業界において「中広」独り勝ちの図式は今後一層強まるのではないか、と慮るばかりなのです。

ここで本題にもどるわけですが、
かつての関西ウォーカーからフリーペーパーへの移行は「近畿圏」というエリア(大)→「滋賀県」というエリア(小)へのニーズの変化の歴史でもありました。
しかし昨今ではもはや、「滋賀県」が(大)になってしまっているわけです。
例えば、守山の住民が長浜の飲食店情報を得ても、購買行動に結びつかない。
情報は氾濫しています。私がブログを書かなくなってきた理由の一つでもありますが、
情報を発信する側が、伝えたい(ターゲット)層をどれだけ絞り込めるかが重要になってきていると実感します。

地元密着企業が広告数・発行部数を増やそうと、エリアを拡大する中、その全く逆で、各地域にとことん特化した「モリス」を代表とする中広の情報誌が消費者ニーズに結果的に合致しました。本来は地元密着の中小零細企業が得意とするところのはずなのに。
まだ勝負がついたわけでは決してないので、地元資本のフリーペーパーさんにはなんとか頑張ってほしいですし、広告料を取りにエリアを広げるのではなく、質の高い記事、内容で勝負していただきたいと思いますし、是非県内大手企業には広告出稿の協力を願いたいと思います。


この記事を書くことになった最大のきっかけ。

その「中広」が先日、創刊した「まま・ここっと」
「滋賀で子育てを楽しむママたちのコミュニティマガジン」と題されています。
中広のホームページを見ても、同様のフリーペーパーが他の地域でないので、滋賀県発祥の子育て特化情報誌「ピースマム」独り勝ちの状況をみて、参入してきたのは間違いありません。
裏表紙スポンサーが「滋賀銀行」、見開きが「滋賀県民共済」「公文式」。羨ましすぎるスポンサー布陣です。

ピースマムの編集長だった廣瀬さんは商圏の大→小への変化を感じ取り、今年独立して「ママパスポート」を発刊されました。※弊社もわずかばかり協力しています。

守山野洲在住、かつ0~2歳児を育てる母親にターゲットを絞り込み、現在最強(その世代90%超の普及率)のツールであるLINE(及びLINE@)を活用し、囲い込みをはかっています。
なぜ中広が「モリスの子育て版」(小エリア)という戦略を取らずに、滋賀県全域(大エリア)で勝負してきたのは謎ですが、将来モリスと同じ範囲で子育て情報誌が発行されマーケットを刈り取られてしまわぬよう、戦略がかなり重要になってきたということです。


結論
私の情報収集の手段は、この(私の思う)第五のマスメディアである「SNS」と「フリーペーパー」を利用することです。
SNSにおいては、各地域にそれぞれ情報発信の得意な方がいらっしゃいますので、その方の投稿をくまなくチェックし、特に気になることは直接連絡して教えてもらいます。
そしてフリーペーパーも全誌必ず目を通し、消費者ニーズを掴むとともに、付き合いで広告掲載(税金対策)している店、本当に集客がまずくて掲載している店などを実店舗を見て判断するようにしています。またフリーペーパーの各営業マンさんたちは情報の宝庫であり、ご縁のある方はできるだけ親しくお付き合いさせていただくようにしています。

情報は財産です。
貴重な情報をもたらせてくれるSNSの友人や、フリーペーパーの営業マンさん全てが私の貴重な財産なので、これからも安売り、無駄遣いのないようやっていきたいと思います。

では情報発信をどうしていくべきか・・・まだまだ課題だと認識しています。
現在よりもっと上手い情報発信の手段をこれからも模索していきたいと思います!



  

Posted by みらいもりやま21 at 17:18Comments(0)つぶやき

2016年10月03日

麦笑ぼうしオープン!

本日(2016年10月3日)開店されましたので、早速いってまいりました。


市内でのイベント出店やプレオープン時からかなり前評判の高いお店で、近辺にあまりパン屋がないので期待されていた方も多いのではないでしょうか?



店内入ってすぐのところに注文カウンターがあり、ここでパンやドリンクを注文します。
テイクアウトもイートインも可能。
外からはわかりにくいですが、この店結構奥行きがあって広いです。



四人掛けのテーブル席が5つと、結構ゆったりしています。




工房の中にいらっしゃるのが、オーナーの小林さん。地元勝部の方でご夫婦でお店に立たれています。
脱サラされて、パンについて研究に研究を重ね、今日の日を迎えられました。




カウンター後ろの上に大きな黒板が掲げられています。






主力商品は「麦笑食パン」1斤280円。食パンにこだわり抜いたお店です。
国産小麦100%、マーガリンを一切使わず有名な北海道のよつ葉バターを使用。
パン生地はもちろん無添加で、他にも極力添加物を使用しないという、安心安全に美味しくがモットーのお店です。



そのこだわりの食パンでその日手作りした、新鮮なサンドイッチがショーケースに所狭しと並べられています。
開店初日ということもあるかもしれませんが、10時過ぎに既に売り切れている商品があったので、早めに訪ねるのがいいかと思われます。


営業時間は朝7時から夜7時(パンが売り切れる)まで。※日祝は17時まで

このあたりではなかなかない、モーニングセットがある店ということで重宝されるのではないでしょうか。
7時~9時30分までは「トースト&サラダ&ゆでたまご(orヨーグルト)」で脅威の180円
紅茶が200円であるので、380円で朝食がいただけます。



私ごときが僭越ですが、お味の方は間違いなくおいしい!と太鼓判を押したいと思います。
(写真はBLTサンド270円、きんぴらサンド200円)




場所は昨年秋に完成したマンション「シャリエ守山勝部」1階。並びに小林酒店さんやエピスさん。向かいに太陽堂さん、そらいろさん、滋賀やさん。
商店街近辺で朝早く開店している店が少ないので、打ち合わせや待ち合わせにも是非ご利用ください。




守山市勝部1-15-23
TEL・FAX077-576-3104
定休日土曜日
日祝は17時まで。
イートインは月~金17時まで、日祝16時までなのでご注意を。

  

Posted by みらいもりやま21 at 12:55Comments(0)守山名店