2015年07月02日
滋賀県も人口減に・・・
おはようございます。
2015年も、はや半年が過ぎてしまいました。
さて昨日、総務省発表の人口動態調査に基づくニュース
日本人の総人口、27万人減少 出生数も過去最少
を見ていて感じたことを今日は書きます。
人口増加は7都県・・・東京都、沖縄県、埼玉県、神奈川県、愛知県、千葉県、福岡県
滋賀県も既に昨年から人口減少に転じているんですね。ちなみに平成26年は全国9位。
平成25年までは「西日本で沖縄と滋賀だけが人口増加している稀有な県だ」と言えたのに・・・。
相変わらず、大津から守山までの湖南地域は増加傾向なのに、その他の地域の減少がそれ以上だということ。
来月には守山駅前に東レの77世帯(建設中に完売)「シャリエ守山勝部」が居住開始ということで、守山の駅前に関しては、いまだ人口増加の波は衰えず・・・といったところですが。
※ここの1階テナント(30坪×3軒)募集中です。どなたかご紹介ください。
もう一つ興味深いのが、東洋経済オンラインの6月29日の記事、
東京に次ぐ「スマホ王国」が滋賀という不思議
記事では、1位東京75.9%に次ぐ2位が、大阪でも神奈川でも愛知でもなく、なんとど田舎(というイメージなんでしょうね)の滋賀県70%とはこれいかに?という疑問から始まっています。
滋賀ではスマホアプリの使い方も進んでいて、「近江牛の様子をリアルタイムで見られるアプリの活用が・・・」と記事にありますが、そんなの見たことも聞いたこともないし。
実は家電製品の保有率も軒並み、全国上位であり、光回線普及率全国1位、ブロードバンド普及率全国3位と素晴らしいネット環境。
なぜ?の結論は極めて簡単で、滋賀県民は超ハイテクだとかそういうことでなく、そういうスマホ、家電を扱う世代が「ベッドタウンとして急速に移り住んできているからなのだ」と結んでいます。
まぁ守山に住んでいる人なら、大いに実感していることですが、冒頭の記事と併せて考えると、滋賀県以上に人口増加している7都県もあるわけで、まだ何か秘密がありそうですが・・・。
人口の増減についてもう少し詳しく調べると、増加した7都県の人口増要因は
自然&社会増加・・・東京、神奈川、愛知、沖縄
自然減少、社会増加・・・埼玉、千葉、福岡 これはつまり、生まれた人の数が亡くなった人の数より少なかった一方で、他県からの転入者が他県への転出者を上回った。トータルでは人口が増加したということ。
一方自然増加、社会減少したのは全国でも滋賀県のみ。
これは意外でした。転入者増で、人口が増えているのだとばかり思いこんでいたら、滋賀県全体では転出者の方が多いということなんです。
滋賀県を含め、自然増加(出生者が死亡者より多い)している都県は、全国で5つだけです。
世代別人口では、年少人口(0~14歳)が滋賀県は14.6%ということで、沖縄(17.5%)に次ぐ全国2位です。
人口減少が始まっている中のこの数値は、やはりそれだけ若年層が厚いという証拠になりますね。
20~30年後、このぶ厚い30~40代の層が、高齢者となったら大変だとよく言われますが、実はそれはそんなに心配することではありません。
彼らの子である14.6%の年少人口がそのまま働き盛りの年になってくれれば、十分に支えられるはずですから。
ところが、大きな問題があります。
現状、滋賀県の大学生の卒業後、県内企業就職率が1割に満たないという事実。
ソース・・・『県内13大学が加盟する環びわ湖大学・地域コンソーシアムの2013年度調査によると、卒業年次の就職希望者約1万人のうち、県内に本社のある企業や自治体に就職したのは約1割、1千人に満たない。好況で学生の売り手市場となり、県内中小企業の人材確保は厳しさを増している。』※京都新聞記事より引用
このままだと、優秀な人材は流出し、地元の企業はどんどん疲弊し、また人を雇えなくなるという負のスパイラルに陥るのは目に見えています。実は滋賀県、特に私たちが住む湖南地域の一番の課題、使命は、今増え続けている子たちが県内、市内でしっかり雇用される環境を整えること、産業(企業)を育てることなのだと確信している次第なのです。
2015年も、はや半年が過ぎてしまいました。
さて昨日、総務省発表の人口動態調査に基づくニュース
日本人の総人口、27万人減少 出生数も過去最少
を見ていて感じたことを今日は書きます。
人口増加は7都県・・・東京都、沖縄県、埼玉県、神奈川県、愛知県、千葉県、福岡県
滋賀県も既に昨年から人口減少に転じているんですね。ちなみに平成26年は全国9位。
平成25年までは「西日本で沖縄と滋賀だけが人口増加している稀有な県だ」と言えたのに・・・。
相変わらず、大津から守山までの湖南地域は増加傾向なのに、その他の地域の減少がそれ以上だということ。
来月には守山駅前に東レの77世帯(建設中に完売)「シャリエ守山勝部」が居住開始ということで、守山の駅前に関しては、いまだ人口増加の波は衰えず・・・といったところですが。
※ここの1階テナント(30坪×3軒)募集中です。どなたかご紹介ください。
もう一つ興味深いのが、東洋経済オンラインの6月29日の記事、
東京に次ぐ「スマホ王国」が滋賀という不思議
記事では、1位東京75.9%に次ぐ2位が、大阪でも神奈川でも愛知でもなく、なんとど田舎(というイメージなんでしょうね)の滋賀県70%とはこれいかに?という疑問から始まっています。
滋賀ではスマホアプリの使い方も進んでいて、「近江牛の様子をリアルタイムで見られるアプリの活用が・・・」と記事にありますが、そんなの見たことも聞いたこともないし。
実は家電製品の保有率も軒並み、全国上位であり、光回線普及率全国1位、ブロードバンド普及率全国3位と素晴らしいネット環境。
なぜ?の結論は極めて簡単で、滋賀県民は超ハイテクだとかそういうことでなく、そういうスマホ、家電を扱う世代が「ベッドタウンとして急速に移り住んできているからなのだ」と結んでいます。
まぁ守山に住んでいる人なら、大いに実感していることですが、冒頭の記事と併せて考えると、滋賀県以上に人口増加している7都県もあるわけで、まだ何か秘密がありそうですが・・・。
人口の増減についてもう少し詳しく調べると、増加した7都県の人口増要因は
自然&社会増加・・・東京、神奈川、愛知、沖縄
自然減少、社会増加・・・埼玉、千葉、福岡 これはつまり、生まれた人の数が亡くなった人の数より少なかった一方で、他県からの転入者が他県への転出者を上回った。トータルでは人口が増加したということ。
一方自然増加、社会減少したのは全国でも滋賀県のみ。
これは意外でした。転入者増で、人口が増えているのだとばかり思いこんでいたら、滋賀県全体では転出者の方が多いということなんです。
滋賀県を含め、自然増加(出生者が死亡者より多い)している都県は、全国で5つだけです。
世代別人口では、年少人口(0~14歳)が滋賀県は14.6%ということで、沖縄(17.5%)に次ぐ全国2位です。
人口減少が始まっている中のこの数値は、やはりそれだけ若年層が厚いという証拠になりますね。
20~30年後、このぶ厚い30~40代の層が、高齢者となったら大変だとよく言われますが、実はそれはそんなに心配することではありません。
彼らの子である14.6%の年少人口がそのまま働き盛りの年になってくれれば、十分に支えられるはずですから。
ところが、大きな問題があります。
現状、滋賀県の大学生の卒業後、県内企業就職率が1割に満たないという事実。
ソース・・・『県内13大学が加盟する環びわ湖大学・地域コンソーシアムの2013年度調査によると、卒業年次の就職希望者約1万人のうち、県内に本社のある企業や自治体に就職したのは約1割、1千人に満たない。好況で学生の売り手市場となり、県内中小企業の人材確保は厳しさを増している。』※京都新聞記事より引用
このままだと、優秀な人材は流出し、地元の企業はどんどん疲弊し、また人を雇えなくなるという負のスパイラルに陥るのは目に見えています。実は滋賀県、特に私たちが住む湖南地域の一番の課題、使命は、今増え続けている子たちが県内、市内でしっかり雇用される環境を整えること、産業(企業)を育てることなのだと確信している次第なのです。
Posted by みらいもりやま21 at 11:40│Comments(0)
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