守山市　まちづくり会社　㈱みらいもりやま２１

ワクワクし過ぎて朝3時に目が覚めました、石上です。

私は、3年前の2009年5月11日、官民出資でできた、まちづくり会社「みらいもりやま２１」に入社しました。
1週間後の5月17日（日）、「門前茶屋かたたや」オープン直後の「門前アート市」に右も左もわからないまま、みらいもりやまオリジナル商品「ほたる飴」を出品していた私に、
「これから一緒に頑張ろう！」と声をかけて手伝ってくれた人物がいました。
当時守山市役所に部長級で出向してきていた、国土交通省の官僚であった彼が、休日であるにも関わらず、ラフな格好で、一緒に声を張り上げて売り出しをかけてくれたのには、少なからず感銘を受け、感動を覚えたのを今もはっきり覚えています。
あの日から彼の念願は、私の念願になりました。

この3年間、さまざまな夢が実現しました。
飲み歩きイベントとほたる散策の融合、ほたるバル（ほたる探検紀行）、
飲食店10数軒、男女計300名による街コン（GTR）、
ろくでなしブルースの森田先生や、ジュスカグランペールさんをはじめとする守山に縁の深いアーティストを招いてのアート祭（まちなか熱狂音楽祭）、
他にも100円商店街やまちゼミなどさまざまなイベント。
宇野宗佑先生の御生家である「うの家」の生まれ変わりオープン。

そして今日、2012年7月21日。
この日のために頑張ってきた・・・最大の念願といっても過言ではない夢が実現します。
彼の肝入りである守山市中心市街地活性化基本計画のメイン事業
「守山市中心市街地活性化交流プラザ」（愛称：あまが池プラザ）のオープン。
当時、官僚だった彼は守山市長となり、私はこのプラザの責任者となります。

この3年間のことが、走馬灯のように頭の中を駆け巡っています。
多くの方のご支援、ご協力があって、ここまでこれたこと、心の底から感謝しています。
本当にありがとうございます。引き続きどうか宜しくお願いいたします。
特にあまが池プラザ、親水緑地、テナントのオープンに関しては、工事関係者様の日夜休まぬ努力があったことを加えるとともに、市の担当課である都市再生課の皆様の数週間に渡る日付が変わるまでの尽力を特筆したいと思います。

あまが池プラザ公式ホームページ


SiEMA CHERiE（シェマ　シェリ）

大阪でLuelleという雑貨店を営む女性が、守山のRose Farm KEIJIのバラにほれ込み、そのバラと雑貨、そして美味しい紅茶、パンケーキを楽しめる店をオープンします。
「SiEMA」とはポーランド語の挨拶。
その名の通り、カフェ部門の店長はポーランド人のミハオさん。
一日数百人が訪れるという、本場イギリスの海沿いのカフェで5年間、マネージャーとして修行を積んだ方です。
フラワーショップの店長はレナさん、オーナーのお嬢さんであり、プロダクションに所属する現役のモデルでもあります。







MADANIS（マダニス）

こちらは地元守山にも縁の深い、草津出身の30代半ばの男性がオープンする店。
欧州料理、こだわりのコーヒー・・・女性はもちろん、男性も一人で気軽に入れるカフェをコンセプトとしています。
飲食業界に長くいらっしゃるオーナーらしく、店舗の内装にもさまざまなこだわりが見られ、オシャレな中にも無骨さがあり、私のような暑苦しい男性でも、一人で来るもよし、デートで来るもよし（相手がいませんが・・・）、パーティーで使うもよし、といった雰囲気です。



対照的ともいえる、この2店舗が、同日オープンのあまが池親水緑地という公園と、あまが池プラザという建物と見事なコントラストを織り成しており、守山のとある新進気鋭デザイナーに「ここだけ都会みたい（笑）」といわしめる、別次元を創りだしました。




そのあまが池親水緑地及び守山幼稚園園庭では、守山で初開催となるポンテリカ。


逆から読むとカリテンポ（仮店舗）
数年前から栗東さきらで実施されている「滋賀がいいもん市」の主催者であり、私の親友である浦谷君が東奔西走してくれ、開催にこぎつけました。
主婦たちのこだわりの手づくり品はもちろん、特別に守山ブースを設け、守山の商店主たち数名も店のＰＲを兼ねて出品してくれています。




あまが池プラザ2階では、お子さんたちとお父さんお母さんが一緒に遊びながら学べる「〇△□（まるさんかくしかく）展」を開催。


大阪の扇町にある「キッズプラザ大阪」でさまざまな仕掛けを行なう敏腕コーディネーター吉村さんと株式会社こふれさんの協力により実現しました。
地元のＮＰＯの方や、龍谷大の現役大学生、市の職員さんもボランティアとして、多数ご協力下さいます。





かつてこのまちを訪れたまちづくり関係者は、皆さんがこうおっしゃっています。
「守山は若い人が多くていいね。」
－課題はいかに彼らを巻き込むか－

今回の新規オープン店、イベント、全て中心にいるのは、20代～30代の人たち。
あとはお客様を待つばかり。
3年間、こうやってインターネットを使い発信してきたのも、私自身がテレビ・新聞ではなく、インターネットにより情報収集をしているからです。
このブログやフェイスブックを見て、今まで京都や大阪まで遊びに行ってしまっていた人の１人でも多くが、守山の中心市街地に足を運んでくださることを心より願っています。


守山の本当の意味でのまちづくりがようやくスタートします。