2014年01月10日
2014年勝部の火祭り(松明祭)
おはようございます。
昨日は滋賀県全域で雪が降ったようで、守山市内も至る所で積雪しています。

明日の祭り本番時、暖を取るため燃やす「どんと」。
左側は雪が乗ったブルーシートを外した後。
さて、本年度勝部松明組副組長を拝命しております石上です。
本日は明日に迫った「勝部の火まつり(松明祭)」について、改めて楽しみ方を記したいと思います。
活動していて、つくづく感じるのは守山の住民さんがあまりにも火まつりについて知らなさすぎること。
火がつく瞬間だけのお祭りじゃないですよ・・・ということです。

実は関係者及び祭りを執行している組員すら、細かい進行を理解していない者がほとんどで、今年初めてOBの方が、進行表を作成してくださいました。
細かいことはさておき、我々ふんどし姿の若衆は、明日17時半頃、住吉会館(勝部神社から南へ約100m)前に集合します。
マニアなカメラマンたちにとっては、ここが一番のシャッターチャンスとばかり、若者のお尻を撮りまくっています。
毎年「去年の写真だよ」と渡されるイケメンくんもいたりして、ちょっと・・・だったりします。もちろん男性からです。
そこから全員で神社に参拝し、お神酒をいただき、太鼓巡行が始まります。
これが約2時間あって町内を練り歩くのですが、実は私個人的にはこの瞬間が一番楽しかったりするのです。
なにぶん、ふんどし姿という非日常で、日常空間に割り込む感じがある意味やめられないというか・・・。
少し、ストリーキングや露出狂の気持ちがわかるような気がするのです。
営業中の商店に入り込んだり、駅の階段を上って改札までいってしまったり。
いつも神社の中でしか見ていないという方には、是非この太鼓について歩かれることをお勧めします。
太鼓は1番、2番、3番とあってそれぞれいろんなルートで勝部町内を練り歩きます。
威勢よく「オイサー、オイサー!」と掛け声をあげているので、すぐに見つかると思います。

一応前もって巡行ルートも決めているのですが、守られることはほぼありません。
その太鼓を率いる部長や若衆たち次第です。
で、偶然にもばったり太鼓同士が出会ってしまうとさぁ大変。
そんなルールないのですが、喧嘩太鼓が始まります。
相手の太鼓に体当たりしたり、上に乗ったり、ぶら下がって引き倒そうとしたり・・・。
結構危険な状態なので、周りの世話方と呼ばれるOBの皆さんはヒヤヒヤしておられますが。
特に20時(本来この時刻ですが、ほぼ遅れます)の神社前で太鼓3基が出会って、始まる喧嘩太鼓はおおいに盛り上がります。
このとき、神社付近大変混雑しますので要注意です。
本来、この太鼓は町内の悪い気を集め、神社に粛々と奉納するものであって、盛り上がり方としては間違っているのですが、OBさんたちも関係者も毎年大目に見てくださっています。
そして太鼓の奉納が終わると、いよいよクライマックス。
重さ400kgの大松明が神社前の馬場(道路)に並べられているので、それをかなり酒がまわって力の入らない若衆たちで担ぎ、神社の境内に入れていきます。
近年組員の減少もあり、この見せ所で松明をしっかり担げないという醜態を見せる事象が多発しています・・・。
地元の方はわかると思いますが、昔は今のエルセンターあたりまで大松明を並べていたそうですから、恐ろしい話です。
松明12基が境内に揃えば、いよいよ火受け人と呼ばれるその年20歳になる若衆が松明に点火します。
この瞬間を見ている方が待ち侘びているのはわかるのですが、やっている我々としてはそれで祭りが終わってしまうわけで、極力引き延ばしてやりたいとおもっているのです。
毎年ご覧いただいている方もまた少し違った角度で、松明祭を楽しんでいただければ幸いです。
この記事をご覧になって、私に会いに来て下さる方に連絡です。
ふんどし一丁ですので、祭り中は当然携帯を所持しておりません。
連絡は当日17時までに必ずください。
で、もしどこかで見かけたら大きな声で「おい、石上!」と呼びかけてください。単純にうれしいです。
昨夜は清め式という儀式でした。

彼らは提灯持ちの小学5年6年生。
組員減少に歯止めをかける一つの手段として、
5年前、当時の高田組長の尽力により、松明組に関わるきっかけづくりとして、太鼓巡行を先導する提灯持ちになってもらえないかを勝部子ども会に呼びかけるようになりました。
今年もこの6名が参加してくれます。
やはりこの年齢の子たちが参加するにはご両親の理解が必須で、父親が松明組経験者の子は当然のごとく入ってくれるのですが、そうでない方がなかなか・・・。でも今年も子ども会での呼びかけに答えてくださった2組の親子がいらっしゃってありがたい限りです。
子たちにとっても、ふんどし姿には抵抗があっても、服を着て参加できる提灯持ちは参加しやすいようです。
で、ここで先輩らと仲良くなり、そのまま中学生になって今年、新入組員として入ってくれたのが、下の彼らです。

彼らが20年後松明組卒業のときに「あのとき松明組に入って本当に良かった」と言える環境づくりを心掛けたいと心底思います。
昨日は滋賀県全域で雪が降ったようで、守山市内も至る所で積雪しています。

明日の祭り本番時、暖を取るため燃やす「どんと」。
左側は雪が乗ったブルーシートを外した後。
さて、本年度勝部松明組副組長を拝命しております石上です。
本日は明日に迫った「勝部の火まつり(松明祭)」について、改めて楽しみ方を記したいと思います。
活動していて、つくづく感じるのは守山の住民さんがあまりにも火まつりについて知らなさすぎること。
火がつく瞬間だけのお祭りじゃないですよ・・・ということです。

実は関係者及び祭りを執行している組員すら、細かい進行を理解していない者がほとんどで、今年初めてOBの方が、進行表を作成してくださいました。
細かいことはさておき、我々ふんどし姿の若衆は、明日17時半頃、住吉会館(勝部神社から南へ約100m)前に集合します。
マニアなカメラマンたちにとっては、ここが一番のシャッターチャンスとばかり、若者のお尻を撮りまくっています。
毎年「去年の写真だよ」と渡されるイケメンくんもいたりして、ちょっと・・・だったりします。もちろん男性からです。
そこから全員で神社に参拝し、お神酒をいただき、太鼓巡行が始まります。
これが約2時間あって町内を練り歩くのですが、実は私個人的にはこの瞬間が一番楽しかったりするのです。
なにぶん、ふんどし姿という非日常で、日常空間に割り込む感じがある意味やめられないというか・・・。
少し、ストリーキングや露出狂の気持ちがわかるような気がするのです。
営業中の商店に入り込んだり、駅の階段を上って改札までいってしまったり。
いつも神社の中でしか見ていないという方には、是非この太鼓について歩かれることをお勧めします。
太鼓は1番、2番、3番とあってそれぞれいろんなルートで勝部町内を練り歩きます。
威勢よく「オイサー、オイサー!」と掛け声をあげているので、すぐに見つかると思います。

一応前もって巡行ルートも決めているのですが、守られることはほぼありません。
その太鼓を率いる部長や若衆たち次第です。
で、偶然にもばったり太鼓同士が出会ってしまうとさぁ大変。
そんなルールないのですが、喧嘩太鼓が始まります。
相手の太鼓に体当たりしたり、上に乗ったり、ぶら下がって引き倒そうとしたり・・・。
結構危険な状態なので、周りの世話方と呼ばれるOBの皆さんはヒヤヒヤしておられますが。
特に20時(本来この時刻ですが、ほぼ遅れます)の神社前で太鼓3基が出会って、始まる喧嘩太鼓はおおいに盛り上がります。
このとき、神社付近大変混雑しますので要注意です。
本来、この太鼓は町内の悪い気を集め、神社に粛々と奉納するものであって、盛り上がり方としては間違っているのですが、OBさんたちも関係者も毎年大目に見てくださっています。
そして太鼓の奉納が終わると、いよいよクライマックス。
重さ400kgの大松明が神社前の馬場(道路)に並べられているので、それをかなり酒がまわって力の入らない若衆たちで担ぎ、神社の境内に入れていきます。
近年組員の減少もあり、この見せ所で松明をしっかり担げないという醜態を見せる事象が多発しています・・・。
地元の方はわかると思いますが、昔は今のエルセンターあたりまで大松明を並べていたそうですから、恐ろしい話です。
松明12基が境内に揃えば、いよいよ火受け人と呼ばれるその年20歳になる若衆が松明に点火します。
この瞬間を見ている方が待ち侘びているのはわかるのですが、やっている我々としてはそれで祭りが終わってしまうわけで、極力引き延ばしてやりたいとおもっているのです。
毎年ご覧いただいている方もまた少し違った角度で、松明祭を楽しんでいただければ幸いです。
この記事をご覧になって、私に会いに来て下さる方に連絡です。
ふんどし一丁ですので、祭り中は当然携帯を所持しておりません。
連絡は当日17時までに必ずください。
で、もしどこかで見かけたら大きな声で「おい、石上!」と呼びかけてください。単純にうれしいです。
昨夜は清め式という儀式でした。

彼らは提灯持ちの小学5年6年生。
組員減少に歯止めをかける一つの手段として、
5年前、当時の高田組長の尽力により、松明組に関わるきっかけづくりとして、太鼓巡行を先導する提灯持ちになってもらえないかを勝部子ども会に呼びかけるようになりました。
今年もこの6名が参加してくれます。
やはりこの年齢の子たちが参加するにはご両親の理解が必須で、父親が松明組経験者の子は当然のごとく入ってくれるのですが、そうでない方がなかなか・・・。でも今年も子ども会での呼びかけに答えてくださった2組の親子がいらっしゃってありがたい限りです。
子たちにとっても、ふんどし姿には抵抗があっても、服を着て参加できる提灯持ちは参加しやすいようです。
で、ここで先輩らと仲良くなり、そのまま中学生になって今年、新入組員として入ってくれたのが、下の彼らです。

彼らが20年後松明組卒業のときに「あのとき松明組に入って本当に良かった」と言える環境づくりを心掛けたいと心底思います。