守山市　まちづくり会社　㈱みらいもりやま２１

便宜上、そらいろミーティングと呼んでいますが、特に正式名称はまだ決めていません・・・。
銀座通りにある商店主若手数名に声をかけ、月1回、定休日のそらいろに集まって話をしています。
月曜日お休みの店が多いので、月曜日に行っています。
私（まちづくり会社）からの情報提供（中活の進捗状況・イベント予定など）及び
若手同士の意見交換などを目的にはじめたミーティングです。

参加メンバーは、
「SHINE'S NAIL」氏
「DANCE STUDIO THINK」氏
「そらいろ」氏
「ククルハウス」氏
「RUSTIC」氏（今回欠席）
「クレープ・ド・ラ・セリーゼ」氏（今回欠席）
「DIGITAL STRIVE」氏
（全員オーナーです）
「MM21」（私）

共通点は全員が創業者だということ。そして私（30歳）との年齢差が一回り以下。同世代なので、お互いモノを言いやすい空気があります。
私個人としてはもっともっと多くの方に参加してほしいという思いがあったりするのですが、
メンバーから、
「これくらいの人数がちょうどいい」
「多くなりすぎると意見が言えなくなる」
と言われていますので、このくらいで固定していきたいと思っています。

あまり固くなりすぎぬよう、議事次第なども作らず、議長なども置きません。
だからといって、グダグダにならぬよう、お酒は一切抜きで会議を行います。
あまり長くなるのはよくないので、1時間～1時間半ほどで終わるよう心がけています。


今回のテーマ
１．「びわ経TVに『そらいろ』『DANCE STUDIO THINK』が掲載されたことについて」
それぞれ、撮影自体楽しめたようで、今後の顧客層の広がりに期待です。
次回は、「SHINE'S NAIL」氏が手を挙げてくれたので、びわ経TVさんに推薦しておきます。

２．「ほたるP&Wについて」
私が特に力を入れて取り組んでいるMAPの未完成Ver.を見てもらいました。
皆さん、とても気にいって下さり、面白くなりそうだとの評価。
「SHINE'S NAIL」氏は「参加しておくべきだったよ。」と言ってくれました。ただ、実際のところ、彼の店は現在予約が取れないくらいの人気店です。また、客単価が10,000円を超えてくる店なので、現実的にこのようなイベントに参加してもらうのは厳しいと思われます。

私個人の考えですが、「悪いところをただす（あらを探す）のではなく、良いところをもっと伸ばす」という考えは商店街にもあてはまると思います。ですので、閉まっているシャッターを開ける努力より、既にこの界隈において人気店といえる「SHINE'S NAIL」「DANCE STUDIO THINK」「そらいろ」などのお店を
を、もう一段階上のスター店舗（商店街の看板店舗）にすることが、守山駅前商店街活性化の一番の近道であり、そのための取組みを行っていくことも重要な課題と考えております。

３．「商工会議所支援について」
鈴木課長より「あなたたち若手グループが自分たちで何かを企画し、実行する（汗を流す）ならば支援する準備がある」というありがたいお言葉をいただいていたので、伝えました。
今すぐ、何かをやろうというところには行きつきませんが、いずれ彼らからこういうのをやったらどうだろうか？と必ず建設的意見が出るものと確信しています。


４．「その他」
私からの情報提供はここまでで終わり、後は自由にどうぞ、ということで色々話していただきました。
回を追うごとに皆さんの発言が積極的になるのを感じ、喜ばしく感じております。

その他の中で、ここで是非触れておきたいのは以下2点。

1点目はやはり
駐車場の問題
この問題は本当に切実なものです。
具体例としては
「そらいろ」氏より
『お客様に駐車場の場所をご説明するのですが、探しに行って帰ってこないことよくあるんですよ～』
理由として考えられるのは、

一、店のすぐ横の道（楓三道）が一方通行のため、駐車場に行くにはかなり大回りをしなければならない。地元の人ならば、いざ知らず、遠方より来た方はまず辿り着けない・・・。

二、店から遠方にあるため、現在駐車場に車が何台とまっているのか、高稼働時、スタッフが把握できない。（つまり満車の駐車場を案内してしまっている可能性がある）

この二点の問題は、経営者の立場からすれば致命的です。わざわざ遠くからいらしたお客様を逃してしまうことだけでも、もったいないのに、そのお帰りになるお客様に対して、十分なフォローができない・・・。
初めて来店して、上記二点の結果、店に立ち寄らずにお帰りになる方で、店に好印象を持つ方は残念ながらいらっしゃらないでしょう。
単純に満席で、お入りいただけないときは、スタッフがきちんと店外に出てフォローをできる店（当たり前かもしれませんが、これがなかなかできないのです）だけに、経営者としてはこの駐車場問題に地団駄踏む思いをされているのではないでしょうか。

私の方からは、
「駐車場についてはいずれ何とかしたいと思っています」
なんて、歯痒い物言いしかできないのが悔しくて・・・。
ある人から
「民間はスピード、結論は早い。駄目だと思ったら、すぐ撤退するよ」
現実に4月30日をもって、銀座通りにある人気店の一つが草津に移ってしまいました（駐車場だけの問題ではないですが・・・）
お客さんと同じく、このあたりで商売をしたいと考える経営者も知らぬ間に逃がしてしまっているのではないのか？？という疑念が頭から離れません。

少し暗い話になりましたが、
2点目の話題は
ツイッター
これが、この日一番盛り上がりました！
「DIGITAL STRIVE」氏より「みんな使ってる？」と呼びかけがありました。
「使い方がわからない。」との皆の答え・・・。

「僕も」「私も」と思ったあなた。
知らず知らず、固い頭になってしまっていないでしょうか？
ここ数年間のパソコン・携帯電話の普及率の爆発。
当初、私自身も「こんなの使いこなせる訳がない」と思っていました。
が、いつの間にかなくてはならぬものに・・・。

とにかく騙されたと思ってでも、始めてみることではないでしょうか？
使い方講座は別の機会に置きまして、具体的にどう役立つのか・・・。

ツイッターの強みはたくさんあると思うのですが、

・完全無料であること
・リアルタイムであること

今回は特にこの2点を活かした利用例を・・・。

「DIGITAL STRIVE」氏はゴルフが大好き。
当然ですが、ゴルフ場には混む日、混まない日のムラがあります。
これは、経営者にとって頭を悩ませる問題で、どうせ客ゼロなら多少値引きをしても稼働率を上げる方がいいに決まっています。

これは、あらゆる業態にいえることで、例えば、既に旅行業界でこのような取組をされ一定の成功を収めておられる会社があります。（※ツイッターを利用している訳ではありませんが・・・）
旅館ホテルのアウトレット！直前予約のトクー！
どういったシステムかといえば、「客室を空けておくぐらいなら値引きするというホテル」を集め、例えば前日まで予約が入らない部屋があれば、最安109円で宿泊をさせるようなことをしているのです。泊まって109円もらえるという有り得ない企画もされているようなので、皆様も一度お試しあれ。


既に東京近郊では、家電製品などの販売に現実にツイッターが利用されているそうです。「今から3時間だけTV半額」などのつぶやきを見て、客が殺到するとのこと。

居酒屋でも、美容室でも、あらゆる業種で簡単に応用可能です。
メルマガと何が違うの？という疑問もあると思いますが・・・。
ツイッターの良さの一つは流れていくこと（煩わしさ・押しつけがましさがないこと）・・・この流れていくという表現は使っている方にしか理解できないと思います。ちなみに私はメルマガ大っきらいで、一切メルマガ登録していません。

「DIGITAL STRIVE」氏の話を聞いて、数名が始めてみようという気になったようです。

私も素晴らしいヒントを得ました。彼はツイッターのビジネス利用（収益モデルの構築）について、今一生懸命悩んでいますが、私のように「守山の商店が少しでも活性化すればいい」ということだけを考える者にとっては、費用ゼロでスタートできる方法がありました。
これは、滋賀県内で既に発行されているフリーペーパー（クーポン）、ポータルサイトにとって脅威になりうることではありますが、いずれは誰かがやるでしょうし、スタートしたいと思います。
収益を求めなければ、
客（店に行きたいと思ったときにタダで情報を得られる）
店（セールなどの情報を客が来てほしいタイミングでタダで発信できる）
運営者（管理費タダ。まちが活性化する）
三方よしのシステムが簡単にできるのです。