2010年11月27日
湖南四市あきんど連絡会inホテルボストンプラザ草津
25日(木)は、草津市で湖南四市(草津、栗東、野洲、守山)商工会議所の商業部会が合同で行っている会合に出席させていただきました、石上です。
野洲市商工会 岡田商業部会長から開会あいさつがあり
草津商工会議所 北村会頭から来賓あいさつ。
そして、研修会。
古田篤司さん。今回の一番の目的は彼に会うこと。
まちづくり業界では、かなりの有名人。
新開地のタウンマネージャーです。
現在は草津まちづくりNPOにも、専門アドバイザーとして籍を置き、草津においても活躍中です。
1年半前この仕事に携わることになってから、インターネットで「まちづくり」というキーワードを調べ、まちづくりをやっている方のブログなどを見つけてはチェックするようにしてきたのです。
もちろん、古田さんの「実践!生・まちづくり日誌」も、ほぼ毎日チェックしてきました。
この1年半で、チェックしている方(※このブログ左下のお気に入りリスト参照)のほとんどにお会いしてきたのですが、隣まちである草津に毎週来られている、古田さんになかなか出会う機会がなかったのです。
彼がBLOGに書いている当面のミッション「日本に 『現場のタウンマネージャー』を職能として根付かせること」を、昨年初めて見たとき、我が意を得たり!と感じたことをはっきり記憶しています。
彼が、新開地・草津において努力され、また、まちづくりにおいて、最も重要と主張されているのは、「地域のファンづくり」。
これは、先日お話を聞いた「OSAKA旅めがね」にも、紀伊田辺の「あがらたなべぇ調査隊」にも通ずること。
また、伊丹においても一般市民の中から、マダムMというまちづくりのキーマンを発掘できたきっかけは、ファンづくり事業だったわけです。
そして、柏のカリスマ、全国商店街支援センター藤田統括も同じことを主張されています。
今の守山において、まだ不足していること・・・それがファンづくり。
ほたるを愛し、中山道を愛す人はたくさんいます。
でも、どちらかといえば、年齢層が高め。
これから先を考えると、もっと若いファンを増やしていかねばらなりません。
現在も人口が増加し続けている、全国でも稀有なまち、守山。
20~40歳代の若年層が増えていることは、強みでもありますが、幼少期を守山で過ごしたわけではない、彼らに郷土愛を持ってもらうことの難しさが、このまち特有の弱みでもあると思います。
守山が市になって40年。
それ以降に住民になった人の方が、割合的には多くなっています。
昔ながらの自治会などのコミュニティの結びつきはまだまだ強く、旧住民と新住民の融和がうまく進んでいるとはいえない部分があります。
旧住民の若い世代や新住民に郷土愛を持ってもらうことこそが、私のまちづくりの到達必須目標であることを再認識したのでした。
地域のファンづくりというのは、力技では成し遂げられません・・・。
今後も周りの方のご指導ご協力を賜りながら、日々励みたいと思います。
古田さんの言葉の中で、特に印象に残ったのは、
「5%に受け入れられれば、勝算がある!」
むやみやたらに裾野を広げようとするのではなく、これからは5%のファンを確実に獲得していくことを意識しようと思いました。
最後に「よもやま話として聞いて下さい」との断りをいれておられましたが、湖南四市合同で取り組める事業として『サイクリング』を提案して下さいました。
小粒かもしれないが、良質な歴史的素材・文化・景観、そして他には類を見ない10㎞四方の平坦な地(T技監がいつも主張されていること)を活かす。
スポーティー(ハード)なのではなく、女子・大人をターゲットにしたサイクリング。
「気楽で楽しい、普通の休日を提供できる湖南四市」
奇しくも、今年の1月26日に金子哲雄氏(⇒金子哲雄氏・今すぐできる!お金をかけない商店街活性化のヒント)もサイクリング事業を提案くださっているのです。これは、何が何でも実現すべきではないでしょうか・・・。
「草津にはよく来ているから、またじっくり話そうよ」と気さくに声をかけていただきました。
古田さん、ありがとうございました!
おまけ
懇親会終了時、締めのあいさつをする守山商工会議所新野商業部会長
野洲市商工会 岡田商業部会長から開会あいさつがあり
草津商工会議所 北村会頭から来賓あいさつ。
そして、研修会。
古田篤司さん。今回の一番の目的は彼に会うこと。
まちづくり業界では、かなりの有名人。
新開地のタウンマネージャーです。
現在は草津まちづくりNPOにも、専門アドバイザーとして籍を置き、草津においても活躍中です。
1年半前この仕事に携わることになってから、インターネットで「まちづくり」というキーワードを調べ、まちづくりをやっている方のブログなどを見つけてはチェックするようにしてきたのです。
もちろん、古田さんの「実践!生・まちづくり日誌」も、ほぼ毎日チェックしてきました。
この1年半で、チェックしている方(※このブログ左下のお気に入りリスト参照)のほとんどにお会いしてきたのですが、隣まちである草津に毎週来られている、古田さんになかなか出会う機会がなかったのです。
彼がBLOGに書いている当面のミッション「日本に 『現場のタウンマネージャー』を職能として根付かせること」を、昨年初めて見たとき、我が意を得たり!と感じたことをはっきり記憶しています。
彼が、新開地・草津において努力され、また、まちづくりにおいて、最も重要と主張されているのは、「地域のファンづくり」。
これは、先日お話を聞いた「OSAKA旅めがね」にも、紀伊田辺の「あがらたなべぇ調査隊」にも通ずること。
また、伊丹においても一般市民の中から、マダムMというまちづくりのキーマンを発掘できたきっかけは、ファンづくり事業だったわけです。
そして、柏のカリスマ、全国商店街支援センター藤田統括も同じことを主張されています。
今の守山において、まだ不足していること・・・それがファンづくり。
ほたるを愛し、中山道を愛す人はたくさんいます。
でも、どちらかといえば、年齢層が高め。
これから先を考えると、もっと若いファンを増やしていかねばらなりません。
現在も人口が増加し続けている、全国でも稀有なまち、守山。
20~40歳代の若年層が増えていることは、強みでもありますが、幼少期を守山で過ごしたわけではない、彼らに郷土愛を持ってもらうことの難しさが、このまち特有の弱みでもあると思います。
守山が市になって40年。
それ以降に住民になった人の方が、割合的には多くなっています。
昔ながらの自治会などのコミュニティの結びつきはまだまだ強く、旧住民と新住民の融和がうまく進んでいるとはいえない部分があります。
旧住民の若い世代や新住民に郷土愛を持ってもらうことこそが、私のまちづくりの到達必須目標であることを再認識したのでした。
地域のファンづくりというのは、力技では成し遂げられません・・・。
今後も周りの方のご指導ご協力を賜りながら、日々励みたいと思います。
古田さんの言葉の中で、特に印象に残ったのは、
「5%に受け入れられれば、勝算がある!」
むやみやたらに裾野を広げようとするのではなく、これからは5%のファンを確実に獲得していくことを意識しようと思いました。
最後に「よもやま話として聞いて下さい」との断りをいれておられましたが、湖南四市合同で取り組める事業として『サイクリング』を提案して下さいました。
小粒かもしれないが、良質な歴史的素材・文化・景観、そして他には類を見ない10㎞四方の平坦な地(T技監がいつも主張されていること)を活かす。
スポーティー(ハード)なのではなく、女子・大人をターゲットにしたサイクリング。
「気楽で楽しい、普通の休日を提供できる湖南四市」
奇しくも、今年の1月26日に金子哲雄氏(⇒金子哲雄氏・今すぐできる!お金をかけない商店街活性化のヒント)もサイクリング事業を提案くださっているのです。これは、何が何でも実現すべきではないでしょうか・・・。
「草津にはよく来ているから、またじっくり話そうよ」と気さくに声をかけていただきました。
古田さん、ありがとうございました!
おまけ
懇親会終了時、締めのあいさつをする守山商工会議所新野商業部会長
Posted by みらいもりやま21 at 14:11│Comments(0)
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